東日本大震災の年
自分の所は目立った被害がなかったにも関わらず
漠然と不安に襲われたり、
もやもやっと立ち止まってしまうことがありました。
恐らく あまりにも甚大な被害に
心の平衡を保てなかったのだと思います。
その時に出会ったのが『ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと』でした。
ディズニーランド創世記に就職した著者が
配置されたのはカストーディアルと言われる
パーク内の清掃担当だった・・・
ディズニーランドに行ったことはありますか?
この本には
“従業員”ではなく”キャスト”と呼ばれる方々を取り巻く
ちょっといい話が詰まっています。
そうですね。
小学校で新学期に初めて配られる
道徳の教科書を読むような感覚 が私にはありますが
決して堅苦しいものではありません。
あり得ない?
でも ディズニーランドでなら可能なのかもしれない
夢の国といわれているんだから
そういうお話が一冊に3~4編綴られています。
このシリーズはその後も毎年のように刊行されています。
- ディズニー そうじの神様がおしえてくれたこと (2011)
- ディズニー サービスの神様がおしえてくれたこと (2012)
- ディズニー ありがとうの神様がおしえてくれたこと (2013)
- ディズニー おもてなしの神様がおしえてくれたこと (2014)
- ディズニー ハピネスの神様がおしえてくれたこと (2015)
- ディズニー キセキの神様がおしえてくれたこと (2016)
- ディズニー キズナの神様がおしえてくれたこと (2017)
- ディズニー 夢をかなえる神様がおしえてくれたこと (2018)
どれも珠玉の銘品と言えますが
私は“そうじの神様”と”キセキの神様”が好きです。
少し気持ちがざわついて 落ち着かないという時は
集中することで 鎮まる効果があります。
お菓子作りでも、塗り絵でも、ファイル整理でも
もし 読書をしようかなと思った時は
どうぞ候補の一つに加えてください。
心が洗われて じんわり温かくなります。
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絵本のようなタッチの挿絵が 随所に入っていて
文章も平易なので お子様にも読みやすいです。
マンガ版もありますよ。
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