ニッポンを外国人の目から見た賞賛雑誌です
こんにちは。yaeです。
「JAPAN CLASS」という雑誌が世に出たのは
2014年なので かれこれ6年前です。
新聞の広告で知ったのが最初で 気になって書店で創刊号を買い
その後は近所の図書館で 既刊を継続して読んでいたのですが
ロゴを変更した後、今年に入ってから入荷がないなぁと思っていたら
2019年の12月に出るはずだった25号が
遅れている内に休刊の形になっていた様です。
一言で言えば
外国人はニッポンのこんな所をうらやんでいるぞ!
という良心をくすぐられるような記事が並んでいます。
色々な国の外国人が投稿するサイトから(許可を経て)
抜粋・紹介しているので
一つの事案にしても 国によって考え方や捉え方も違い
文化の在り様や日本を見直す部分もある「読み物」雑誌です。
現在の状況だけでなく、
古い歴史(江戸時代とか)から紐解いていく
考察も共に書かれてあるので
「へぇ そうだったのか」と思うことも多いです。
その道の学者さんが寄稿しているので信憑性も高いです。
不思議な事に(逆説的に)
- 日本人でよかった
- 日本に生まれて幸せなんだな
- んまぁ色々あるけど マシな国なんだな
と実感できます。
外国人は日本のこんなところが好き
- 横断歩道で子供が止まってくれた車に振り返ってきちんと礼をする
(もちろん実際は全員ではありません) -
ボールペンのインクが最後まで切れない(使えるのが普通ではないのですね)
-
海外ホテルの従業員が日本人の客室を争うように掃除に行きたがる(綺麗に使うからだそう)
-
落し物が戻ってくる(あり得ない?らしい)
-
コンビニの食べ物が美味しすぎて 毎日食べる為に日本に行きたい(飛行機代払ってでも?)
そしてニッポンに生まれたかった!
と結ばれる訳ですが
実際はそんないいものでもないですよね。
世知辛い人も多いし、ちょっとしたことでキレる人もいる。
しかしながらそういう負の面はなるべく矮小化して
ニッポンは素晴らしいと謳う雑誌。 今まで見たこともありません。稀有です。
そして読んだ後は
良心をくすぐられて 少し前向きに優しくなろうかなと思ったりするわけです。
切り口が一貫しているし、
表紙絵のインパクトもあって好きだったのですけど
休刊は残念。 ネタ切れかしら。(↓これが恐らく最新号です)