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体験ものがたり

【第4話】新型コロナウイルスの猛威に振り回され転院へ

<<【第3話】30年ぶりに一緒に暮らして発覚した仰天の金銭感覚

実家で暮らしていた時も お金の話に子供は首を突っ込むな…な家ではありました。
なので両親のお金の使い方を初めて目の当たりにすることに

 

急性腎不全から何とか生還し

そろそろリハビリをしようという矢先に

同じ大部屋の人がコロナウイルス陽性に。

 

濃厚接触者になった母は

1週間隔離された後

PCR検査をしてみれば

母も既に陽性!

 

その急性期病院は

コロナ対応施設ではありませんでした。

 

目次

母は床ずれができるほど 放置される状態に

隔離された時点で

リハビリ室に入ることができないので

リハビリも中止です。

 

入院していた階は内科で高齢者が多く

コロナがまん延したら死者が出る!

と主治医が

面会が出来ない理由にあげていた病棟です。

 

日を追うごとにクラスタの数は増え

患者よりも職員、医師、看護師の感染が

増えていきました。

 

そして

 

世話をする方が少なくなった病棟で

母は床ずれを作っていたのです。

 

窓口になっていた兄に転院の打診がありました

 

母のコロナウイルスの症状は軽症と言えるものでした。

狭心症をもっていますが肺は問題なく

少し味覚が?程度ということで。

 

既に入院していた総合病院はパニック状態で

外来も中止 救急だけ受け入れるような

緊急事態です。

 

そこで中等症までのコロナ病棟がある病院へ

転院させることにするので

入院手続きをしに行って欲しいと。

 

もう こちらの頭もパニックです。

 

母の介護申請の行方

 

かかりつけ医の意見書が必要な

介護申請ですが

 

入院した場合は

かかりつけ医は主治医が

担当することになります。

 

なので

地域包括支援センターで介護認定員を

入院先の病院へ派遣すべく

調整している矢先に

 

新型コロナ陽性で転院

ということになってしまったので

どうしたらよいか相談をしました。

 

すると

 

転院先の病院で介護認定が受けられるように

連絡と手配をしておきますと。(アリガタヤー)

 

とにかく緊急入院以後

まったく母の姿を見ていないので

 

実体のない雲をつかむような中で

色々動かないといけない時期でした。

 

退院手続きで知ったコロナウイルス罹患中は入院費無料

 

国費で落ちます。

 

もっともレンタル品(パジャマやオムツなど)は

無料ではありませんが

 

入院費はかなり助かりました。

もちろん手続きがいります。

 

退院時に受付で貰った書類に記名をし

保健所に提出するだけです。

 

コロナウイルスにかかった患者一人一人に

国で通し番号が割り当てられて

後日届きます。

 

その番号でもって 入院費が0になるのです。

 

ただこのご時世で

保健所も手が足りず

当時で2~3ヶ月かかると言われました。

 

最初の病院は

みなし無料で 全入院費清算ができたのですが

 

転院先の病院では

きっちり番号が割り当てられるまで

正確な金額はわからないということで

 

入院費清算まで数ヶ月かかりました。

病院によって まるで対応が違うのですね。

 

続きは【第5話】母のリハビリが始まり 緊急入院以来の再会へ

コロナの症状はほとんどなかったものの 陽性から陰性2回確認できるまで また2週間近く。
母の足腰はどんどん弱っていきました。

 

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