こんにちは。 yaeです。
日頃より 健康診断を定期的に受ける方は多いと思いますが
視力や眼底検査はされていますでしょうか。
早めに訪れた老眼から始まり
白内障、緑内障と罹患した私ですが
検査によって早くわかったので
事なきを得たというお話です。
眼病で一番怖いのは緑内障
ご存知かもしれませんが
現状、失明の危険のある病気のNo.2です。(No.1は糖尿病)
しかも
完治の方法がありません。
手術ができないので 治療法は進行を遅らせることが主流になります。
自覚症状が出る頃は もう失明へのカウントダウンが始まっています。
とにかく早く発見し 適切な点眼を一生涯続ける。
これが唯一の治療法です。
最初は老眼から始まった
40代の真ん中あたりで 視点が合わなくなりました。
当時 パートで働き始め 家でも会社でもパソコンを常時使っていたので
時期的に重なったのもあったと思います。
10センチ、20センチ…と指を目から離して行って
近すぎても遠すぎてもぼやけます。しかも
ピッタリ鮮明に見える位置が 本当にピンポイントで僅かなのです。
まだ そんなに老け込んでいるわけではないと 思っていても
身体の老化はくるんだな、止められないんだなと
実感した出来事でした。
手元を見るために百均の老眼鏡で凌ぐ
細かい作業をしないといけなかったので
ぼやけるのは困ります。
ただ日常生活は それ以外問題なかったので
百均に売っていたのを思い出して 老眼鏡を買いに行きました。
(この時点で一番酷いレベルの眼鏡でした)
でも しっかり手元がクリアに見えた時は 本当に感動しました!
とりあえず 必要な時だけ老眼鏡をかけて作業をすることで
やり過ごしました。
健康診断の眼底検査でひっかかる
毎年行っていますが 眼底検査は数年に一度という感じでした。
(何を調べるかは年によって違うセットな健康診断なのです)
ただその年は 視神経乳頭陥没 と結果に書かれていたので
なんのこっちゃと思いながら眼科に行きました。
自覚症状はまったくありません。
両目とも白内障
視神経乳頭陥没というのは
眼球の一番奥の眼底のなかの、視神経の出口の陥没が
大きくなっていることを言います。
視神経に障害があると大きくなるそう。
目を見た先生は 白内障はあるねと言った後
一応 緑内障も調べようといって 視野検査を薦められました。
両目とも緑内障
「ないと思ったんだけどね。あったよ」
白内障の方は手術で治るから とりあえずは点眼で
日常生活がつらくなったら手術ねと言われたのですが
(詳しくは白内障手術は入院するのが安心ですをどうぞ)
緑内障もある?え?どういうこと?
白内障はある意味有名ですけれど 緑内障はどういう病気なのかも
知りませんでした。しかし
こちらの方が危険で問題でした。
両眼で見ている分 補い合って見えてない部分があることがわかりずらく
その視野が黒く徐々に塗りつぶされるようになると手遅れ。
視野に異常がきたら進行が速い。
とにかく点眼
なにがあっても点眼
忘れたら失明が近づく
手術法がないことも相まって 流石にちょっと怖くなりました。
緑内障は飲めない薬があります
緑内障で忘れてはいけないのが
飲んではいけない薬がある(悪化させてしまう)ということです。
眼圧が上がるのは厳禁なので それに関わってくるのだと思います。
お薬手帳に必ずその旨を書いて 初めての薬局では言葉を添えましょう。
まとめ | 緑内障と一生つきあうには
それにしても人生残りの半分 ずーーっと点眼です。
実は最初の数年 結構さぼってしまいました。
白内障が悪化したのは そのせいもあるかなと思うのですけど
手術をきっかけに心を入れ替え(その時点で緑内障の悪化はなかったので)
今はせっせと通院、点眼しています。
酷くなる前に 手術方法が発明されるといいなぁと思いますが
視力は最期の時まで失いたくないものですね…
余談
この一連の話の中でもう一つ発覚した病気があります。
高血圧です。
白内障手術の為に紹介された病院で測ったのですね。
するといつになく高くて びっくり。
その後 高血圧と診断され降圧剤も服用中です。
目の不調から わかったことは何か符号のような気もして
今は有難かったなと思っています。
老眼は目の老化の一つです。
変化が始まったと捉えて 目のピントが合わなくなったら
一度は眼底検査をしていただきましょう。
ことに緑内障はまっっったく自覚症状がありません。
知らずにいると 取り返しがつかなくなりますので。